散策イベントから、隠れた下町の魅力を満喫しよう!(前編)
地元の人たちとも一緒に楽しんだり、その時に集まった人との思い出もあって、また訪れたい場所になります。
数年前にフラッと立ち寄った押上にある小さなカフェ、スマイルキッチン。
店主の京子さんは本当に出会いを大切にされて、地元の人等とても温かな人たちが集うコミュカフェの雰囲気はお人柄そのものです。
とても面白そうな企画をされたとのことで、地元の人が紹介したい場所へ行くチャンスと「京子さんと行く下町猫道散歩」に参加しました。
おにぎりモーニング付きで申込みした人は、1時間前に集合。
お味噌汁も、とても優しい味です。
食後のコーヒーをいただきながら、地元在住のイラストレーター たかおかおりさんの素敵な地図を見ながら話が弾みます。
パソコンを使って書くのではなく、全て手作業だそうです。
小さなお子様と一緒に、下町散策された楽しい様子が地図にも反映されているかのようで、見ているだけでほのぼのします。
地図が見やすく広げられるよう、コンパクトに折り方を教えてもらいました。最初の一折を間違えたので、折り目が多いのが私の地図と目印にしたまでとしましょう。
現在、上記の地図より詳細な「下町猫道散歩マップ」が完成しました!
地元の人たちが伝えたい口コミマップのようです。表紙を開けると、温かい思いが飛び込んできます。是非、散策のおともにいかが。(1部100縁)
さて本題に入りましょう。
店主の京子さんを中心に、自己紹介やつながりエピソードを話している間に全員集合!北十間側沿いから、散策スタートです。
北十間川周辺は工事中でしたが、だいぶできあがりました。
十間橋は、水面に映る逆さスカイツリーを撮影できるスポットとして有名。
建設中はちょうどよかったのですが、完成したスカイツリーは、大きすぎて高度な撮影技術が必要なのかもしれません。頭に浮かんだ構図やイマジネーションを働かせて、撮影も楽しみましょう。
十間橋交差点を左折すると、横十間川が登場します。
北十間川と横十間川の分流点にある最初の橋「柳島橋」とスカイツリー。
周囲に高い建物がないので、全体像がよく見えます。
振り返ると墨田区と江東区の区界、北十間川に架かる「柳島歩道橋」です。
2006年12月20日から施行された「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(通称、バリアフリー新法)により役目を終えたと撤去される歩道橋もある中、ここは現役です。
歩道橋からは、どのような眺めでしょうか。
隠れた撮影スポットとだけあって、迫力満点のあるスカイツリー。目線が高くなると、視界に入る景色も変わりますね。
十間川沿いを歩いてみましょう。
晴天で水面も穏やかなら、逆さスカイツリーが撮影できそうです。
十間川低水路整備工事は進んでいて、散策には嬉しい「おもてなしベンチ」が設置されていました。
ベンチには、様々な企業や人の思いが込められたプレートがあります。
護岸にはツツジが植えられていますので、ツツジとスカイツリーを眺めながらの散策もいいですね。
このまま歩ければ旧中川との合流点ですが、ここで残念なお知らせ。
行き止まりです。
気を取り直して、沿道を歩くといい香りがします。
花王東京工場側には、梅が咲いていました。
そのまま直進し、文化二丁目交差点付近に鎮座する梅の名所「香取神社」です。
ちょうど梅まつりが開催されていました。
2月下旬頃の様子です。
咲き誇る梅は、圧巻でしょうね。
平安時代末期、千葉県香取郡から6軒の人々が移り住み、香取神宮の御分霊を鎮守様としてお祀りされたとのことです。
梅まつり開催中の境内では、お茶のサービスがありました。
地元パン屋、かめぱんの「小村井梅あんぱん」や大峰製菓の「紅梅クッキー」が販売。歩いてお腹が軽く空いていたので、お茶と一緒にその場でいただきました。
白餡に梅の香。
梅を見ながら味わえる幸せに、心もほっこりです。
江戸時代に3000坪を超える梅の名所「小村井梅屋敷」が香取神社の東側にありました、明治43年の大洪水で流されて廃園となってしまいました。
平成6年、香取神社境内に「香梅園」として開園。
現在は85種類、120本の梅が植えられています。
鑑賞しやすいように、梅の一本一本に品種プレートがつけられおり、目線の高さで楽しめます。
こちらの梅は、隣で寄り添うように咲いていました「夫婦枝垂」です。
めしべが2本あり、夫婦のように2つの実を結ぶことがあることから名前がつけられたとか。2つ花が並んでいる姿も夫婦のようで、微笑ましい梅です。
梅を堪能した後は、住宅地をくねくね。
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