伊豆半島ジオパークで、アクティブデートをしよう。(河津七滝:前編)
エスコートしようとするのはいいのですが、わからない、知らない、自分を見せたくない、恥をかきたくないとする思いは、行動を妨げます。もたついているように見えて、頼りなく相手に映ります。
互いが知らない地であれば、なおさらです。ちょっとトラブルがあっても、ハプニングと捉えて一緒に乗り越えようとする姿勢は、二人の未来像を描く決めてにもなります。
愚痴や不満だけ言って何もしないような人であれば、少し考えたほうがいいのかもしれません。カッコよくても可愛くても、人となりは瞬間的に出てしまうものです。
日帰りデートはその場しのぎや、いい顔をできる短時間ではないので人柄が伝わる「時間」を味方にすることをおすすめします。
さて、前置きが長くなりましたが海も好きだけど清流や滝が好きなアクティブ派におすすめ、伊豆ジオパークの河津・東伊豆エリアのひとつ「河津七滝」です。
車なら沼津インターから約1時間20分。電車・バスなら、河津駅よりバスで約30分。
アクティブ派の二人なら、移動も楽しむ時間の一つです。
河津川(本谷川)の下流、春は河津桜で有名な川沿いはとても賑やかです。上流には、マイナスイオンに包まれる河津七滝(ななだる)があります。河津では「水が垂れる」という意味で「ななだる」と言います。
今回はバス停「河津七滝」のある無料駐車場付近の滝からスタート!
お茶屋さんが見えます。
この先は車は入れませんので、無料駐車場を利用しましょう。
思わずそのまま歩いて行きたくなりますが手前に、見落としそうな「出合滝(であいだる」)の入口があります。
急で幅が狭い階段が続きます。
足場はゴツゴツした感じなので、転ばないように気をつけてください。
本谷川沿いに降りてくるともう一つの川、渓流釣りで有名な萩入川と合流します。
まさに、出合いです。
川の流れにも勢いがあることから、角度を変えてみてると迫力がある滝です。
出合茶屋脇の遊歩道を歩くと、すぐに「かに滝」があります。
こちらは、すぐにわかります。
出合滝よりも細い道ですが、緩やかです。
小さな滝を間近に感じられます。
舗装されているので歩きやいかと思いますが、これからが本番です。
坂道を歩き続けますが途中、アップダウンもあるのでハイヒールはもってのほか。舗装されていない場所もあるので、スニーカーのような歩きやすい靴がおすすめです。
この先の「初景滝」までは、緩やかな坂になっています。
川を眺めながら歩いていると、何やらブラインドのようなものが設置されている場所がありました。
温泉がわき出ているのでしょうか。それとも、温泉が流れているのかわかりませんが、湯煙が上がっていました。
紙が貼ってあった問い合わせ先は旅館のようです。
海と一体とは聞いたことがありますが、こちらは川と一体となっている露天風呂。ちょっと気になります。
途中、伊豆の踊子像があります。
ちょうど一人分の空間は、初々しい距離なのかもしれませんね。
この近くにあるトイレが遊歩道で、最後のトイレになります。
最後のお茶屋さん「釜滝茶屋」です。
昭和の雰囲気タップリです。
さらに歩いていくと「大岩成就」があります。
しめ縄のかかっている岩の上に、願い事を唱えながら3つある石の1つでも乗ると願い事が叶うと言われています。
滝の音が聞こえてくると川端康成「伊豆の踊子」の世界がありました。
「踊り子と私」の像と初景滝です。
ちょうど喉が渇いて水が飲みたいと思う時。滝の脇には名水処として、伊豆の名水「河津七滝」が飲める水飲み場があります。
竹のコップで名水をいただき、すっかり気分は旅人です。
ちょっと一休み。
この辺りからアドベンチャー化してきます。
木製の階段を上って、さらに進んで行きましょう。
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