都電に乗って、旧古河庭園婚活デートに行ってみよう。（洋館、西洋庭園編）

都電に乗って、旧古河庭園婚活デートに行ってみよう。（洋館、西洋庭園編）

江ノ電で鎌倉から湘南の風景を楽しむように、早稲田から三ノ輪橋まで約53分。ゆっくり揺られて自然や人や東京の街並みを感じる都電デートもおすすめです。

都バスのように都電を生活の足として利用されている人とは別に、都電荒川線に乗ったことは数回だという人もいるのではないでしょうか。

ロスタルジックな都電が、2009年4月26日からスタイリッシュな車両8800形に変わりました。新型車両は同年5月31日まで、東京都下水道局森ヶ崎水再生センターのバイオマス発電によるグリーン電力で運行していました。その後の運転が気になったので確認をしたところ、現在は通常電力で運転をしているとのことです。
今後、グリーンエネルギーが私達の生活にどのように結びつくのか期待したいと思います。

現在4色ある8800形ですが、イエローとオレンジは2010年12月に登場しました。
ちなみに、同じ早稲田駅でも早稲田通り沿いにある地下鉄東西線、新目白通りにある都電では少し距離がありますので、待ち合わせ場所はお考えください。

散策デート場所は都電「飛鳥山」下車し徒歩で約20分ぐらい、バラで有名な旧古河庭園です。

JR京浜東北線の上中里駅や駒込駅から徒歩10分程度の場所でもあります。次に行く場所を考えると近いことだけではなく、アクセスルートも選んでみると次に行ってみたい場所が出てきます。観光地を巡ることが目的ではないので、プランのコツは詰め込み過ぎないことです。当日の天候もあるので臨機応変にいきましょう。

武蔵野の地形を活かした庭園として小高い丘に洋館と西洋庭園、低地には日本庭園になっています。春バラと秋バラ、冬は松の雪吊と春夏秋冬楽しめる庭園です。

洋館と西洋庭園は、旧岩崎邸を設計されたジョサイア・コンドル氏の最晩年の作と言われています。

人が入っていくので自由見学だと思われますが、洋館の見学は事前に往復ハガキでの申し込みが必要になります。

洋館は貸し切り可能です。ガーデンウエディングのイメージとは少し異なりますが、数十人程度の披露宴など重厚な文化財で大人の披露宴として、思い出の場所を将来の結婚式リストに入れみることもありです。駅からの距離は考慮されたほうがいいでしょう。

西洋庭園方面にある花壇には、プリンセスミチコ等の品種があります。

バラの根元が立派です。

一段下は西洋庭園です。左右対称の幾何学模様からなるバラ園が目に飛び込んできます。

バラが咲き誇る時には華やかな香りに包まれ、新緑の季節には緑が眩しいすぎるぐらいです。

とても優雅な空間です。

ドイツのサハラ’98です。春バラ終わりかけの時期でしたが美しく咲き誇ってくれました。

ここにバラが咲いている雰囲気を想像するだけでも、とても幸せな気分になります。

次のバラが咲く季節に、行ってみたいです。

西洋庭園から一段下がると、きれいに手入れがされているツツジ園。

ツツジの季節もいいですね。

この先からは日本庭園になります。雰囲気がガラリと変わりますので面白いです。

おすすめの休憩場所は、洋館の近くにある展望台です。

小高い丘にあるので洋館、西洋庭園、日本庭園が見渡せます。

アイスで喉を潤し一呼吸すると、バラの香りが広がります。

人が手を加えた庭園の中にも、自然は生きています。手を加えてもそのままでも、今ある環境に順応して自然の力があるような気がします。

婚活デートでは間が持たないご相談を多数いただきます。無口が寡黙というわけではありません。
散策デートでは耳を澄ませば、風の音、花の香り、葉が揺れる音、水の音など五感に響き聞こえてくる音だけではなく、風には肌をなでるような優しい感覚に包まれることがあります。

ほっこりできる間柄、いつも緊張していなければならない関係、どちらを望んでいますか？

不安感や迷い、ピリピリした緊張は相手に伝わります。上手くやろう、ここは絶対に決めてみようとプレッシャーをかけすぎてしまうと、自分の感情にしか意識が向きません。
相手の気持ちや話を聞いたり語り合うような、2人の行き交う感情を大切に関係を育まれたデートでありますように。

次は、日本庭園へ行きましょう。