運転する手を休めて、バスを利用したツーリストデートを楽しもう。(前半)
車の移動だとお酒が飲めないなど、デート時においてのシチュエーションがあります。
ワイナリー、酒蔵などにも一緒に立ち寄れるよう運転をする手を休めて、バスを利用してみてはいかがでしょうか。バスツアーならではの工場見学もデートにおすすめです。
代表的なのが東京「はとバス」、京都「京都定期観光バス」、神戸・姫路観光は「神姫バスの定期観光バス」など、定期観光バスツアー旬なコースやツアーの特典があったりと意外な楽しさがあります。
今回は、北海道札幌から定期観光バスが出ている、北海道中央バスの「定期観光バス」に乗ってみました。
JR札幌駅南口のバスターミナル、エスタビル2Fが定期観光バスのチケット窓口です。
スケジュールがはっきりしていれば先に予約をしたほうがいいでしょう。時間の余裕がなかったので直接、窓口でチケットを購入しました。1名から気軽に乗れて、時間やに合わせてコースが選べることも魅力です。
午後から2階建てバスで行く「大倉山&羊ケ丘展望台コース」です。このコースは、日本語、英語、中国語、韓国語の多言語案内になっていますので海外のかたも楽しめます。
観光名所を車窓から眺め、北海道大神宮を過ぎると大倉山ジャンプ場に到着です。
定期観光バスは駐車場まで行きますが、ジェイ・アール北海道バスより期間限定で「ぶらりサッポロ観光バス」、通常のバスは、バス停「大倉山競技場入口」下車して約15分ほど歩くことから、女性はスニーカーやローヒールがおすすめです。
ジャプ競技場までは、駐車場の目の前にあるエスカレーターに乗って行きます。
結構、高さがあります。いい景色です。
大倉山ジャンプ競技場です。
冬は一面の銀世界ですが、夏は周囲の山々や芝生の緑が眩しく噴水もあって、清々しい風を感じます。
まずは下のブレーキングトラックからの風景です。
五輪が描かれている踏み切り台のカンテは見えないような気がしますが、リフトから確認してください。
二人乗りリフトで山頂展望台へ向かいましょう。
リフトに乗る時はドキドキです。
上から見たブレーキングトラックです。
青いラインP点、赤いラインK点、赤い短い横ラインのHSがよくみえます。
K点の曲線からここまで飛んでいたのかと思うと圧倒されます。
審判員、放送席があるジャッジタワーです。
ジャッジタワーの反対側には、ダイナミックな選手をみることができる観客席です。
高所恐怖症の私には難しい場所なのかもしれませんが、いつの日かはチャレンジしてみたいと思いつつ、リフトは上に向かいます。
約5分の空中散歩から、いよいよ屋上展望台です。
JRタワー展望台の西から見えた場所からは、どのような景色がみえるでしょうか。
標高307mの眺めは爽快です。
同じ景色なのでしょうが、場所が変われば視界も変わります。
言い方を変えてみると、一方しかみていなければ一つの方向でしかわからず、角度を変えてみたり遠目でみていたことで、視界が広がることがあることでしょう。日々の中でも可能性を感じてワクワク過ごしていきたいものです。
一段下に、ガラス張りの展望ラウンジがあります。
売店がありますので、一息もいいですね。
壁にはバッケンレコード(大倉山ジャンプ台の最長不倒距離)が貼られていました。
スターティングゲートから滑り出す選手の気持ちになってみましょう。
素晴しい眺めというよりも、風向きやタイミングなどを考えてここから挑む姿を思い浮かべると、すごい競技だと実感します。
ウィンタースポーツ観戦、楽しくなりそうですね。
スポーツのルールがわからなくても、一度足を踏み入れて肌で感じてみるとテレビでみていた感覚は吹っ飛びます。
面白そうと思えば、そこからルールや興味を持ってみて、お相手が詳しい人であれば教えてもらうこともいいでしょう。今度はシーズン時に、一緒に観戦できたら嬉しいですね。
帰りのリフトは選手のスピートとは違いますが、ゆっくりとアプローチからカンテ、リフトの着地はK点越えです。高所を楽しさに変えてみました。
デートは2人でないと相手のことがわからない、知り得ないということでもありません。ツアーの皆さんとの交流や、ワイワイ楽しい姿からお互いに感じられるものがあるのではないでしょうか。
気取らずに、気負いせずに、一緒に楽しみましょう。
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