婚活では、互いの嗜好を尊重しよう。

結婚相談所のプロフィールは、見合の席でも共通の話題の一つ。
お酒を「飲む・少し飲む・飲まない」や、タバコを「吸う・少々・吸わない」の嗜好について記載します。全くダメなのはわかりますが、量まではわかりません。

例えば、お酒なら日本酒・ワイン・焼酎等、好みもあるので話が弾みやすい。
相手の好みを知ることもありますがよく話を聞いてみると、何でも飲めればいいという単なる質より量は別として、そのお酒にまつわるエピソードがあったり、酒蔵のこだわり感が好きなどお酒を通じて相手を知ることができます。

モテたいからと仕入れたワインの雑学やお酒のうんちくは、あまり重要ではありません。こんなに知っているんだというアピールも、最初はいいですが後に鬱陶しく感じさせてしまうので要注意です。
ワイン好きが高じてソムリエの資格を取得するぐらいの女性がデートの相手であれば、知識を競い合おうとか引け目を感じる必要はなく、逆に「ワイン選びをお願いするね」と伝えた方が好意的。

男性は主導権を握りたい傾向にありますが、そこで張り合っても劣等感を背負い込むだけです。相手の長所を伸ばし、尊重するほうが賢明といえます。

「お酒が好きなんだ」と話だけで相手を知ったつもりは婚活初心者。
次のデートが決まっている、決まっていなくても出会う時の会話に役立つように情報収集をしよう。

■主体的に動いたからこそ、手に入るものがある

お酒にも旬があります。
ネットよりも買い物の足でお酒コーナーへ行ってみると、ワインではボジョレヌーボーがあるように、秋口には「ひやおろし」のお酒が並んでいます。
店員さんとの談笑は、今話題のお酒から今後注目される品など貴重な情報源です。

先日、美味しいお酒をいただきました。そこで「この味を、あの人にお伝えたい」と思い、折角なので近くにあるデパートの酒売り場や、地酒専門店などをフラッと気軽に立ち寄り、覗いていました。
店舗によって扱うお酒も違うので、偶然にも出会えたら嬉しいなという気持ちです。

オバマ大統領訪日の手土産として贈られた日本酒としても有名な、今話題の日本酒「獺祭(だっさい)」がありました。

婚活では、互いの嗜好を尊重しよう。@獺祭

概念が覆されるような「これが日本酒なのか!」というほどに飲みやすく、まろやかなお酒が手軽な180ml。プチギフトにおすすめです。

店舗に足を運んだからこそ、出会えた品です。
例えば飲めない、飲まないからお酒に興味はないと、ばっさり切り捨てるより「話題になっているお酒みたい」など、相手の好みに近づくような心持ちは大切です。甘いものがダメでも「出張先で地元の人がおすすめ」とお菓子のプチ土産でもいい。

お酒についてもう少し踏み込んで考えてみるなら、味は当然ですが、その背景を知ることで相手の価値観にもつながります。
獺祭は「酔うため、売るための酒ではなく、味わう酒を求めて」をポリシーに掲げ酒造りをしていることを知った時、何を感じたでしょうか。

自分の好みを覚えていてくれて、考え選んでくれたことに人は喜び、感動します。

ひと手間かけることを義務感ではなく、一緒に味わいたい共感力を育むことも婚活には重要だと言えます。
ただし、手土産は相手を大切に想うことであって、負担をかけることではありません。
ここで言うプチ手土産は、共通点は点ではなく線となり大きな形へ変化していくイメージで一緒に美味したい、シェアしたい気持ちを届ける意味で使っています。

アイテム探しは、自分のアンテナを磨き張り巡らせることをです。旅行先だけではなく、日々から想いを届けていきましょう。

お酒を飲めない人には、無理に進めないこと。
緊張をほぐす飲みかたは普段よりも量が多くなるので、お酒に飲まれてしまう危険がありますからほどほどに。

楽しく美味しく、嗜みましょう。




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