時空を越えた婚活は、愛へと加速します。

30代後半からの婚活歴、数年。
40代に入り、2人で歩む人生を生きてみたい思いから、あらためて結婚への決意。

様々な婚活場で頑張ってこられたご様子。さらに、もう一歩踏み込んだ活動をしたいとのことです。対面時、今度ご縁ある人とは共に育んでいく思いなどを伺い、結婚への本気が伝わってきました。

新たな心持だけではなく行動しようとする決意がないと、以前と同様に婚活場所を変えただけで、思いは堂々巡りです。

モチベーションは最初は上がるもので、いざ現実的な活動に入った途端に急降下。
思っていたことと違うとか、様々なものが目に見えてきます。下がるというより、客観的な視点を確保したフラットな状態へ一旦落ち着きます。ここで「やっぱり変わらない」と経験と比較をして自己完結するようでは、前回の思考と何ら変わりませんが、これまで積み重ねてきたことは闇雲な活動ではなく、深く体得された軸があります。

これからは、しっかりと育んでこられた部分とは別に、思わず避けてしまう場面を直視することで見えてくる本来の自分の姿に心の声が届きます。それを聞き入れ受けとめ咀嚼して次の行動に反映させるにはパワーが必要です。

「もう逃げることはしない」曖昧にするのではなく完結から解決したい強い思いがあるからこそ、リアルな第三者がいる場所を選ばれたのだと思います。

自分で選ぶお相手とカウンセラーの視点とは異なることで、漠然としていたものが意外と具体的な形で見えてきます。誰もが持っている「間」は思いを再構築する時に有効です。

やるか、やらないか。

問う機会が多くなることからより深く考察し、考えただけではなく同時に行動へ移しながら気づいていこうとする姿勢は、自信に変わります。さらなる行動へ移すグッドサイクルが、どんどん加速していきました。

自分と相手とのペースには、多少の違いや温度差があります。合わないと結論を急ぐのではなく、微調整の試みをする行動や言動は、ご縁を自らが育もうとするスタンスの一つ。
相手のリズムと同調してきたら最速します。しかし、自分だけやっているのに等と否定的に捉えてしまうと、減速にスイッチが切り変わってしまうので要注意です。
対話のキャッチボールは、どちらかが投げてスタートします。先に投げられる人は、好かれたいとか嫌われたら等の感情や自分の保身を超えた本気の人。
本気な人を目の前にすると恋の駆け引きは必要ありませんので、加速する力を秘めています。

最初は「何回会ってみたらいいでしょうか?」と先に数字からイメージされていたようですが、気づいたら「思えば、メールをしたり電話では1時間は話しをしていたり。週に一度は会っていましたね。」深い時を重ねられました。

時空を越えた婚活は、愛へと加速します。

多くの人の中で出会ったご縁を「0か100か」ふり幅が大きすぎた結果、可能性を狭くさせることもありえます。0か100の間に隠れていることや、無限(∞)の可能性を意識した出会いを自ら行えているかが鍵。なれば、可能性を開けて、広げてみることで会うたびに未来へ向かう創造へと力が注がれていくのではないでしょうか。
残念ですが交際がピリオドになったとしても、出会えたことへの納得感や満足感があったなら、自分をバージョンアップさせ清々しく新たな気持ちでお会いするスタンスが確立します。

自分の思いだけではなく多角面な視点を加えることで、今までの思考を調理していく過程での自己受容・自己承認を強め、新たな思考を創りだしていけるのだと思います。苦痛だと思っていたことが上書きされ、知らなかったことわからないことへの不安を、知る楽しさや面白さへ化学反応する力も創造の力です。

一歩進んだ見合恋愛から自分の可能性も感じ、悩みを堂々巡りさせないよう意識して「次はこれをやってみる」決意は、新たな行動や言動に結びついて急展開!

お見合をした日の2か月後にご成婚、翌月にはご入籍。
会う回数で相手への気持ちを計るようなことはなく、互いを知り理解していこうとする二人の思いが育み、時が重なり、濃厚な2ヶ月間は渦中にいた人でないと計り知れない出来事だったと思います。
この体験は、お2人にとって偉大なる『夫婦の力』となることでしょう。

「婚活疲れや失敗を何度となく経験しましたから、悩んでいる方の励みなれたら嬉しいです。」温かなメッセージをいただき一部シェアの快諾を頂戴しましたので、ご紹介します。

— Original Message ———————————–

栗林さんに相談していた懸念するようなことは無く、ようやく生涯の伴侶を見つけられたことを両親は喜んでくれました(母親は急な話で少しびっくりしていましたが)。

数年前から真面目に婚活をしていることを両親に機会がある度に報告していたことも奏したのか、きちんとした職業についている私が選んだ男性であればと、結婚に賛成してくれました。

<<<プライベートな内容のことから中略>>>

マッチメーカーとしての栗林さんとは短いお付き合いでしたが、大変密度の濃い時間を一緒に過ごさせていただいたお陰で私自身が成長することができました。

〇〇さんを含め、掛け替えのない人達と本音で向き合えるようになれたこと、人の好き嫌いの感情に流されずに本質を見極める心の余裕を持てるようになれたことは私にとって一生の宝物です。これからの結婚生活を二人で作り上げていく自信がつきました。

また、何といっても〇〇さんという素敵な男性との縁を作っていただいたことは感謝してもしきれないぐらいです。

本当にありがとうございました。

Yより

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ご結婚おめでとうございます。
私との関わりはYさんの人生において瞬時だったかもしれませんが、人生の岐路に立ち会うことができ光栄です。濃密な時間を過ごさせていただきました。お2人が出会え、お2人に出会えて嬉しく思います。こちらこそ、ありがとうございました。

結婚、仕事、出産など一気に全てを手にしよとする思いは、わからないわけではありません。欲ばりだとも思いません。一度きりの人生でだからこそやりたいこと、やってみたい思いがたくさんあると察します。ただ、溢れんばかりの思いは手にしたい気持ちとは裏腹に、両手から零れ落ちてしまいます。
横並びの思いに縦軸を設けて、優先順位を定めてみることで心身のバランス。そして、環境や状況に応じて何から着手したらいいのかを整理して動き出した先に、手応えを感じるのではないでしょうか。

Yさんは優先順位をしっかりと決められたことで、行動にも強い決意が漲り、目の中には輝く光がありました。キャリアにもつながる念願の話が浮上した時も潔い。捨てたのではなく「チャンスがあればまた巡ってくるかと思いますし、その時の環境と状況で考えます。まずは、結婚です。」と心の余裕を感じます。後ほどのお話では、はやり巡ってきました。よくタイミングを掴むと言いますが、今大切なものを大事に育んでいくことで、育んだプロセスをもとに新たなチャンスへつながることもあるのではと感じます。
婚活疲れを起こしてしまいそうな生真面目さには、やわらかく優しい笑顔を添えることができたら大丈夫。後に笑い話にしてしまうぐらい、しなやかな情熱を持っているのですから。

私は互いの思い違いや少しの感情が絡まりそうな時、空回りしそうな時に、ポンっと軽く背中を押させていただいたサポート後は、ご本人の「本気力」が加速源。
「本気に勝るものはない!」と声を大にして言えます。

愛される幸せ、愛する幸せ。

両方を知ってるからこそ、これからも輝いていくのだと思います。
海よりも広くて深い愛は、多くの人へ伝わっていくことでしょう。

末永くお幸せに!

ご縁に感謝を込めて。




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