2012年の婚活は、自分を呼び起こそう。

今年、東北地方太平洋沖地震、台風12号・15号による紀伊半島豪雨と、日本では様々なことがありました。

年末になり、当時の状況が報道映像として流れています。被災された方々や避難を余儀なくされている方々などのお気持ちを思うと、言葉がみつかりません。
振り返るには早すぎますが、でも9か月経た今だからこそ、忘れてはならないこと、しっかり伝えていかなければならない出来事だと思うのは、私だけではないはずです。この体験から、人の温かさや優しさ、人とのつながりを感じた年となりました。

また、12月16日の政府による東京電力福島第1原発事故の収束宣言は、直ちに影響はないという「直ちに」の言葉に未来はどこまで描かれているのでしょうか。情報が錯綜し「何を信じていけばいいのか」「情報は正しいのか」はたまた情報操作と思えることがあったりと、情報について考える年でもありました。

何を守りどのような行動を起こすのかを考えられる人(夫婦)であってほしいと願いつつ、あえて婚活でも時事を踏まえて話をさせていただきました。今起きていることは他人事でもなく、身近なことです。
婚活では趣味などが重視されますが、それさえも超えて、命や死生観をどのように考えているのかは夫婦関係では大切なことです。

重い話は、思う話。
目を背けたくなるなることに蓋をしていても、事態を遅らせていることはどこかでわかっているのではないでしょうか。
深刻に思いつめず、実直に真面目に向き合えていける力や解決していく力が、これからの結婚生活に一段とクローズアップされていきます。

「絆婚」といわれた今年の結婚だけに、極限状態にあったからこそわかることがあります。結婚をする人、離婚をする人。結婚がいいとか悪いとかではなく、心の中にあった思いに気づいたことは先へ進むための手掛かりになります。

人とのつながりを深く感じたかたは結婚を意識し、自分がやりたいことをやると思ったかたは、仕事等の目標へ向かって心が定まったはずです。

年末あたりから、来年の婚活のご相談を多く寄せられます。「このままの婚活でいいのか?どうしたらいいのか?」ということですが、頭では理解していても、心で納得していないのならば良いバランスとは言えません。

自分が納得できなければ、先にも後にも進めません。

相談をした友人の言葉をはじめ、結婚相談所でのカウンセラーのアドバイスも、どこか嫌味に聞こえてしまうようでは精神衛生上、本当はよくありません。
ただ、その裏側には友達と意見が合わない、カウンセラーと合う合わない以前に、客観的なアドバイスには現実味を帯びた課題が込められていることから現実を直視できない、受け入れがたい思いはありませんでしたか?

1人で思い悩むより、折角の年末年始のお休みです。
懐かしくもお会いする人たちとの雑談から、様々なヒントが出てくるように思います。ヒントを得るには、自分の心(納得)と身体(頭=理解)バランスが大切になりますので是非、調整しましょう。

苦しいなら婚活を止めてもいいと思います。
婚活を止めたことは別に結婚を諦めたことではなく、今の目の前にある仕事や友人関係を大切にしていくところからはじめようとしているスタンスになっただけのことです。日常からもう一度見つめ、立て直して結婚への気持ちが強ければ、更なる活動意識が高まることからの婚活もありでしょう。

婚活の場所を変えることも、一つの方法です。
「次は何をするか」という自分のスタンスをはっきりさせることは、自分の意志をしっかり持った婚活です。心が定まれば、結婚への近道になります。

待つことも、動き出すことも自分を信じることにつながります。
出会ってもその先を紡ぐ気持ちがあるなら、最初はどちらかが針の穴に織りなすための糸を通すようなことをしなければなりません。本当に手にしたいと思うことなら、自ら動き出すことでしょう。

そのような、あなたの心持ある婚活を応援します!

思考に気をつけなさい、それはいつか言葉になるから。

言葉に気をつけなさい、それはいつか行動になるから。

行動に気をつけなさい、それはいつか習慣になるから。

習慣に気をつけなさい、それはいつか性格になるから。

性格に気をつけなさい、それはいつか運命になるから。

マザーテレサ




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